環境への取り組み
旭物産では事業の拡大や新工場の建設に際し、企業活動と環境保全の両立という課題をつねに真剣に検討してきました。そして現在、ひとつの答えとして環境への負担軽減を主目としたシステムの構築に取り組んでいます。
本社工場と小美玉工場、鉾田工場にソーラーパネルを設置・増設しました。
生産の為の電力の一部を賄います。
本社
小美玉
鉾田
令和2年度 CO2削減ポテンシャル診断事業に小美玉工場が選ばれました
環境省の「令和2年度 CO2削減ポテンシャル診断対策支援事業」で当社小美玉工場の CO2削減の取組を取り上げていただきました。
当社ではこれからも全社を挙げてCO2削減に取組んで参ります。
排水の浄化処理
野菜くず同様に大量に排出される工場からの排水は工場敷地内の浄化槽で魚の住めるきれいな水に浄化し自然のサイクルに戻しています。
排熱を回収し利用
小美玉工場では、冷蔵庫の排熱やもやし発育時に出る熱を回収し、育成に必要な水の温度調整に無駄なく活用するための熱交換装置を設置しています。
空調の効率化
全工場に設置されたエアハンドリングユニットには、熱交換装置が設置されており、工場内の温度を一定に保つ役割を担っています。
これにより、エアコンの使用を抑え、省エネルギーに貢献しています。
LED照明の採用
全工場のすべての照明機器にLEDを採用しています。
特に本社工場では外回りの照明を含むすべてをLED化したことが、節電効果と熱の抑制(空調の効率化)に貢献しています。
循環型社会の構築
各工場から製造の過程で発生する野菜残渣については飼料化と堆肥化による処理を行い、 循環型社会の構築を目指しています。
環境方針
旭物産は、地球環境問題を経営の最重要課題のひとつとして捉え、環境マネジメントシステムの継続的改善を図り、事業のライフサイクルを通じた環境負荷の低減と、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献する。
法規制等の遵守
環境保全に関する国際的な宣言、規約、条約、ならびに事業展開している国と地域の法規制及びその他当社の合意した事項を遵守する。
気候変動への対応
温室効果ガスの排出を削減し、エネルギーの効率的で持続可能な使用を促進し、気候変動の緩和及び適応に貢献する商品及びサービス等の開発、提供に努める。
環境汚染の防⽌
化学物質・油等による環境汚染の未然防⽌・影響の軽減、大気汚染物質の排出削減、有害廃棄物及び排水の排出削減・適正処理に努める。
資源循環の推進
取扱商品のサプライチェーン上の資源(化石燃料、鉱物、食料)の持続可能な利用及び資源の使用量削減、廃棄物排出量の削減・リサイクルを推進し、循環型社会の形成に貢献する。
水資源の保全・有効活用
水の効率的な使用やリサイクルを通じた水の使用量削減、水の適切な処理に努める。
生物多様性の保全
生態系サービスがもたらす恩恵を認識し、生物多様性への影響を最小化し、その保全に貢献する。
情報開示とコミュニケーション
環境に関する積極的な情報開示に努め、社会とのコミュニケーションを推進する。
2023年10月 1日
株式会社旭物産
代表取締役社長 林 正太郎