2024年度 韓国研修
昨年度に引き続き韓国研修を行いました。外国へ行き、日本とは異なる文化や歴史、人々の考え方に触れることはとても勉強になります。今年も若手社員を中心に韓国を訪れ、先進的な施設園芸や食品工場を見学し、様々な食文化を楽しみながらの4日間を過ごしてまいりました。
【1日目】
5月14日~17日の日程、成田空港から釜山へ向けて出発!
1日目は釜山の観光です。
松島海上ケーブルカーに乗って釜山の街並みを見学しました。地震がほとんどない国なので高層マンションが多く並んでいます。対馬も遠くに見ることができ、改めて日本との近さを感じました。
こちらはチャガルチ市場。地元でとれた海産物がずらりと並んだ市場です。ここで買った食材を2階の食堂で調理してもらえるようです。
夕食は地元で有名なプルコギのお店に行きました。本場韓国のプルコギは真ん中で焼いてから周りのだし汁に浸して加熱する、すき焼きのような料理でした。葉物に巻いてキムチやナムルと一緒に、という食べ方で色々な味の変化を楽しみました。
【2日目】
2日目は韓国の施設園芸圃場の視察です。
午前中はパプリカの圃場及び選果場を見学しました。オランダ式の栽培技術が使われており、管理レベルや生産性の高さを感じましたが、光熱費の上昇や販売価格の低迷で経営は楽ではないとの話も聞けました。
昼食は現地の方々が利用する定食屋。色とりどりの野菜料理を皆でシェアしました。
午後はミニトマトのハウスの見学です。住み込みで技能実習生が働かれていました。
その後はソウルへ向けKTX(韓国高速鉄道)で移動しました。
賑やかな明洞の近くのホテルに宿泊したため、屋台の立ち並ぶ街並みを楽しんだメンバーもいたようです。
韓国風おでん(2,000ウォン)
【3日目】
韓国研修3日目、本日は食品工場を2社見学いたします。
午前はプルムウォン様を訪問しました。LOHAS(lifestyles of health and sustainability、 健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式)を大切な考え方としてとらえ、植物性原料の食品を提供している世界的な会社です。豆腐工場や麺工場を見学し、先進的な経営や思想を学びました。昼食には豆腐を使った料理を振舞っていただきました。
午後はミョンサラン様を訪問しました。
乾麺製造に始まり、冷凍や冷蔵の麵セット、その付け添えのスープや具材も自社工場で製造しているメーカーです。様々な製造ラインがあり多くの工夫を学びました。また今年も横断幕をご用意していただいての歓待をしていただきました。先方社長もお越し頂き社員教育の熱心な素晴らしい会社、との大変ありがたいご評価も頂きました。
【4日目】
韓国研修最終日は主にスーパーマーケットや市場の視察です。サラダやもやしなどの販売がされておりましたが日本よりも総じて価格が高く、改めて日本の物価との違いを感じました。
大変充実した4日間でした。これからも海外を訪問し多くの学びを得たいと思います。