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海外研修2019

5月15日から18日の日程で、恒例の海外研修が実施されました。
今年も中華人民共和国、杭州、蘇州、上海の各地で研修するツアーです。
林社長以下総勢17名、成田空港から元気に出発です。

最初の研修先は、毎年お世話になっている杭州丘比有限公司様です。
順調に業績を伸ばしていらっしゃる同社、私たちがお邪魔するようになった最初の頃には
工場の中に未使用のスペースもありましたが、今では少し手狭になっているとのこと。
生産品目もマヨネーズやドレッシング、ジャムなど多岐にわたります。

見学後は試食をご用意いただきました。日本と同じ味の物もありますが、
中国では甘い味が好まれるので、甘味のドレッシングも多く作られています。

杭州丘比有限公司の皆様、ありがとうございました。

夕食は「松鶴楼」で杭州料理をいただきました。
乾杯もそこそこに、きれいに盛付けられた料理の撮影会が始まりました。もちろん撮った後に美味しくいただきました。

 

 

2日目は虎丘、拙政園などの旧跡や刺繍博物館の視察からスタートです。
虎丘や拙政園は旧跡だけあって緑に囲まれた非常に気持ちのいい場所です。
石碑や仏像など共産中国以前の中国文化を見て回りました。

刺繍博物館では、実際に刺繍している実演を見ることが出来ます。
とても細かな、手の込んだ刺繍です。動物や絵画などを題材にした刺繍もあります。

午後には上海ヤクルト様の工場を見学させていただきました。
徹底した衛生管理と安定した品質の商品を提供し続ける姿勢はとても勉強になります。
見学後のディスカッションはとても良い勉強になりました。


上海ヤクルトの皆様、ありがとうございました。

 

夕方には浦東の上海センタービル(上海中心大廈) にやってきました。
このビルは、世界第2位の高さを誇る128階建(632m) の建物です。119階(552m) に展望台があります。
ですが、今日は生憎の曇天。上の方は雲の中です。

それでも世界最速のエレベーター(秒速20.5m、三菱電機製) に乗って上がってみました。
やっぱり雲の中でしたが、これはこれで貴重な体験です。

夕食は、外灘を一望できる上海料理の名店「廊亦舫」に伺いました。
旅行代理店の上海駐在の方にもお越しいただいて、最新の上海事情や駐在していての苦労話など聞かせていただきました。

窓の外には対岸のライトアップされた建物が見える素晴らしい眺望です。

 

食後には対岸へ行って遊歩道を歩きました。それにしてもすごい人です!
上った時には雲に隠れていた上海センタービル(画面右手の黒っぽいビルです) も全体を見ることが出来ました。

昨年まで行っていた隣の森ビル(上海環球金融中心、左隣の青い栓抜きのようなビルです) と比べてもその高さがわかります。

 

 

3日目は上海の流通視察です。今年は初めてコーディネーターをお願いしました。
レシーバーを付けて説明を聞きながら回ります。

日本よりも電子決済が進んでいる中国の中でも上海はトップクラスです。
皆さんスマートホンで「ピッ」と支払いを済ませています。
現金の使用はかなり減っているとの事で、タクシーなどもつり銭の準備がされていない事も…。
また、街のあちらこちらに監視カメラが設置され、常に「見られている」感じです。

毎年最終日の夜は、雑技団の公演を見に行きます。
今年はこちら。残念ながら公演中の撮影はできませんでした。

毎年この時期に杭州・上海を訪問していますが、中国臨海部の大都市の発展は目を見張るものがあり、毎年新しい発見があります。
若い感性で色々な物に触れるこの研修が、今後の仕事に役立っていくことだと思います。